「冷戦」という第二次世界大戦後東西間にあった対立によって、西側連合がドイツ連邦共和国に軍の基地を設けました。その内ブリュゲン・ブラフトに、英国軍ラインアーミーの西ドイツ最大の弾薬庫3Base Ammunition Depotがありました。
およそ50年間近くかけてこの軍事進入禁止区域に、やせた砂地に独特な荒野地帯ができ、いまではそこは珍しい生き物や植物が豊富です。
12平方キロに及ぶこの貴重な領域は自然保護指定地域になりました。政治体制が変わり、1996年には閉鎖されましたが、この土地権はノルトライン・ウェストファーレン自然保護財団、フィルゼン郡立郷土・文化保全団体と郡立経済振興公社に託されました。